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【アニメ】君のいる町 最終回

君のいる町の最終回まとめ感想です。

◇総評
週マガ原作作品という事で、本作に関しては原作の方もチェック済み。
なので、今回は漫画版との比較という観点で話してみたいと思います。


まず、このアニメ版ですが、原作を忠実にアニメ化したというより、かなりアニメ向けの変更点が入った作品でした。

例えば、時系列に関しては、風間とのエピソードを軸に回想を入れていくという構成になっています。

この風間編は、不治の病や三角関係など昼ドラ並みのドロドロした物語が展開される、『君のいる町』のハイライトとも言える部分なので、ここを物語の中心に据えたのは良い判断だったと言えるでしょう。

もしも、これを原作の順番通りにやってしまうと、おそらく1クールでは風間編まで辿り着けないと思うので、多少の省略も仕方ないかなと。

ただ、省略するにしても、ここは省略しちゃダメだろ~と思う部分もありました。
具体的に言うと、広島で青大と柚希が結ばれるシーンと、そこから柚希が突然東京に消えるシーンですね。

これは所謂“フリ”となる部分で、ここがないと柚希に教室で別れを告げられるシーンや風間の病室でのシーンの面白さが半減してしまう気がするんですよ。
あれだと、初見の人には片思いの相手に振られた様にも見えるし、病室でのやり取りの重苦しさも伝わりきらないんじゃないでしょうか。

この辺はもうちょっと考えてやって欲しかったな~と思いますね。


あと、もう1つの変更点として、世界観が漫画版とは違う印象を受けました。

アニメ版は、抽象的な背景だったり、幻想的な演出があったり、美樹本晴彦風の1枚画が出たりと、何というか、80年代の叙情的なアニメを見ているかの様な雰囲気があるんです。
漫画版は、もっとギャグやエロもあるポップな作品なので、人によっては戸惑ってしまうかもしれません。

これを「オシャレ」と受け取るか、「古臭い」と受け取るかは、微妙なところでしょう。
ただ、個人的には、これはこれでアリだなと思いました。

風間編を軸にする以上、シリアスな恋愛を描く事になるわけですし、今の時代に80'テイストの作風を見るのは、なかなか新鮮で面白かったです。
実際、風間の葬式や明日香との別れ話のシークエンスなんかは、この世界観が良い方向に働いてた気がしますね。

原作付きアニメは、忠実にアニメ化しないと叩かれる風潮がありますが、これくらい監督の解釈が入るアニメもたまには良いのではないでしょうか。


さて、一方で不満点についてですが、作画の弱さを挙げたいと思います。

本作は、寄りの画が多くて、最初は「これも演出かな?」と思っていたのですが、特に引きの画を効果的に使う場面もなかったので、おそらくは単に引きの画を描ける作画チームではなかったのでしょう。

技術的な問題なのか、予算的な問題なのかは分かりませんが、極端に寄りの画が多いので、画面から圧迫感を感じて非常に見難かったです。
後半は大分見慣れたものの、やはり寄りの画ばかりでは状況を掴みづらいし、カット割りも少ないので見せ方が単調に感じる部分もありましたね。


感想は以上です。

はっきり言って、他の作品と比べて見劣りする作品なのは確かでしょう。

でも、少ない時間と予算の中で、よく頑張った作品だと思いますよ。
ギリギリの状況で、少しでもアニメ作品としてクオリティを上げて成立させようという、心意気を感じる事が出来ました。
改変部分には賛否あるでしょうけど、改変しなかったら、もっと大惨事になっていたかもしれません。

あと、ちょっと皮肉な言い方になっちゃうけど、本作を見た後に他の作品を見ると、「カット割り多いな~」「こんなカットでも金掛かるんだよな~」と、また新たなアニメの見方が出来たりもします。(笑)

しかし、週マガ原作のアニメはどれも貧乏臭くて泣けてくるな…。
秋アニメの『ダイヤのA』もどうなる事やらですね。

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