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【アニメ】変態王子と笑わない猫。 最終回

変態王子と笑わない猫。の最終回まとめ感想です。

◇総評
タイトルに“変態”とありますが、実際はそこまでハードな描写もなく、平和なハーレムラブコメといった印象。
主人公の声が梶裕貴という事もあって、女性でも楽しめる作品かなと思います。

まず、本作の良かった点ですが、ヒロインの筒隠月子が好印象でした。
「表情を失った」という設定上、自分の感情を顔にも声にも出さないのですが、そこから“零れ落ちる”仕草や態度がすごく可愛らしかったですね。
嬉しい気持ちだったり、主人公への嫉妬心だったりが、少しだけ表に出てくる瞬間を観察するのが面白かったです。

彼女は意外とグイグイとアピールしてる方なんですが、こういうキャラはやり過ぎると「ニャル子さん」みたいなギャグキャラになりかねません。
そこを本作では、無表情という設定が上手くカモフラージュして、可愛らしい方向へと昇華していたのが見事でした。
クーデレ系ヒロインの最新アップデート版が、筒隠月子というキャラクターなのでしょう。


さて、一方で不満点ですが、「物語の見せ方」という部分を挙げたいと思います。

本作は見ていて楽しいは楽しいのですが、話がさっぱり入ってこないんですよね。
主人公や物語の目的を度々見失ってしまい、一体何を言いたい・やりたいアニメなのか、よく分からなくなりました。

なんでこんな事になるかと言うと、エピソード毎の問題提示をしっかりやっていないからだと思います。

「○○という子にはこんな問題があります」→「主人公はそれを知って解決しようする」→「問題を解決してスッキリ」…というのが、普通の物語の流れだと思うのですが、肝心の最初の部分が出来ていない。
だから、主人公の行動に必要性・必然性を感じないし、当事者意識がないから問題解決しても感動しないんですよね。

例えば、第2話の小豆梓なんか、わざわざ彼女の建前を無くす必要などあったのでしょうか?
少なくとも私には、彼女が建前のせいで不幸になっているとは思えなかったし、そうなると主人公が何の為に行動してるのか分からなくなるんですよ。

この問題は、後半になると「そもそも誰の問題(猫神様への願い)なのか分からない」という更にややこしい構造になっていきます。
こうなるともう話を理解するので精一杯で、物語への感情移入など二の次になる始末。

こういうトリッキーな展開にしたって、前振りとなる部分がきちんと描けていないと効果が半減する様な気がするんですけどね。
情報開示のタイミングや量といった部分が下手というか、視聴者を置いてけぼりにしてるというか…。
そういう「物語を伝える」という基本的な事が出来ていない様に、私は感じました。


感想は以上です。

ここまでストーリーテリングに問題を感じるアニメは久々で、監督か脚本のどこかに原因があると思ったら、どうやら監督は本作が初監督作品になるとの事。

シリーズの1話分だけを演出するのと、全体を見て演出するのは、わけが違うという事なのでしょう。
初監督という事で気合が入り過ぎたのかもしれませんが、もっとアニメ版が初見になる人の事を考えて作って欲しいものです。

まぁ、誰でも最初は上手くいかないものですし、今回の経験を糧に成長して欲しいですね。
冒頭で触れた様に、女の子の描き方にはセンスがあると思うので、良いアニメ監督になってくれる事を期待しています。

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