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【アニメ】人類は衰退しました 最終回

人類は衰退しましたの最終回まとめ感想です。

◇総評
本作を一言で言ってしまえば、「シュールなギャグアニメ」という事になるのでしょう。
ただ、その一言では伝えきれない魅力を持った作品であると、私は思います。


本作でまず特徴的な部分となるのが、“独特な世界観”ですね。

タイトルの通り、「人類が衰退し、妖精が新たな人類となった世界」が舞台になるのですが、正直言ってよく分かりません。(笑)

妖精自体が非常に曖昧な存在ですし、そもそも人類が衰退した理由も詳しくは描かれない…。
つまり、この世界の実像が抽象的でボヤけていて、よく分からないんです。

それに加えて、妖精たちの取る行動は、常に自由で無秩序。
彼らがどういう行動原理(ルール)で動いているのかも、まったく分からないんです。

ところが、この“よく分からない世界”というのが、見ている内に妙なトリップ感をもたらして来るんですよね。

例えるなら、『不思議の国のアリス』の世界観が近いかなと思います。
期待や好奇心と同時に、不安や恐怖心も同居する、何か悪い夢でも見ているかの様な感覚を味わえる、不思議なアニメでした。


そして、本作でもう1つポイントとなるのが、主人公の“私”ですね。

「私」というキャラクターは、シニカルで冷めた人物なのですが、物事を客観的に見る事が出来ます。
客観性があるという事は、彼女の中には秩序があるという事。

つまり、全登場人物の中で、唯一まともな人間が彼女なのです。

そういう人間の視点で見れば、このカオスな世界の至るところに違和感を抱く事でしょう。
で、重要なのはここで、この違和感の指摘こそが、“笑い”に繋がっていくんですよね。

もしも、本作の主人公が彼女ではなく、もっと情熱的な人物だったり、無知な人物だったりしたら、この作品のテイストは大きく変わっていたかもしれません。
よりホラーテイストが強くなっていたかもしれないし、ミステリーな作品になっていたかもしれない…。

「私」という存在がいたからこそ、本作はファンタジーアニメから、コメディアニメへと昇華出来たのだと思います。


さて、感想は以上。

感想というよりは、解説みたいになってしまいましたね。(汗)

でも、今までに見た事がないコメディアニメで、いろいろと面白かったですよ。

よく「コメディとホラーは紙一重」なんて事を言いますが、本作はそのギリギリをやってる作品かな~と思います。
そういう意味では、笑いについて考えさせられる作品でもありました。

ただ、普通のコメディアニメは「日常の中の非日常」が描かれるのに対し、本作は「非日常の中の日常」が描かれるので、取っ付き難さは確かにあるでしょう。

そこが「シュール」と言われる部分だと思うのですが、非日常に軸を置く為に、ある種の不安感やモヤモヤ感が付きまとう部分もあります。
なので、全ての人にオススメ出来るかと言うと、やはり人を選ぶ作品ではあるかなと。

しかし、その分、この作品ならではの感覚や体験を味わえる作品である事は確かなので、新しい事に飢えている人にはオススメしたいですね。

『“大人の”不思議の国のアリス』を是非ご賞味あれ。

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