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【アニメ】AKB0048 最終回

AKB0048の最終回まとめ感想です。

◇総評
『AKB48』を題材にしたアニメという事で、当初はどうなるのかまったく予想のつかなかった本作。
しかし実際に見てみると、流石に河森正治監督が手掛けているだけあって、きちんと作り込まれたアニメ作品になっていましたね。


本作の注目点と言えば、何よりも「AKB48とSFアニメの融合」という事に尽きると思います。

基本的には、ディストピアな世界観をベースにしたアイドルの成長物語なのですが、そこに研究生や握手会といったAKBならではのギミックが組み込まれており、河森監督がAKBをどう解釈したのか、なかなか興味深かったですね。
特に研究生の昇格問題なんかは、結構AKBの中でもコアな話題だと思いますし、こういうところを切り取ってくるという事は、相当にAKBを研究しているんだな~と感じました。

それと、“襲名制”という形で、現人気メンバーを登場させたのも良いアイディア。
「AKB」と銘打つ以上、前田敦子や大島優子を出さなければいけない…だけど、そのまま本人を出すと制約が生まれる…。
…という難しい状況の中で、襲名制というアイディアはやや強引ではありますが、これ以上ない妥協点かなと。

まぁ、このせいで、「昇格する為には誰かがその地位を譲らないといけない」という、ちょっと歪んだシステムになってしまった部分もあるんですけどね。
ただ、現実の研究生も正規チームに空き枠がないと昇格出来ないというジレンマを抱えているわけで、そういう昇格の難しさという意味では、あながち間違った表現ではないのかもしれません。

あとは、AKB関連の楽曲を沢山使っているのも良かったです。
AKBのコンサートはテレビで見た事がある程度の私でも、「聞いた事がある!」という感じで、定番曲が流れると、やっぱり上がるんですよ。
こういう部分は、ファンであればある程に盛り上がるのでしょう。

CGを駆使したダンスシーンも、CGならではのカメラアングルや動きの分かりやすさがあって、見応えがありました。
テレビなどでは、カメラがバストアップ中心になって、なかなかダンスや全体の動きが見れなかったりもするので、そういう意味ではCGの方が上回っているんじゃないかと、個人的には思います。


そして、「AKBのアニメ」という観点で、もう1つ忘れてならないのは、AKBメンバーで構成された声優陣。
彼女達の声優としての力量を見るもの、本作を楽しむ1つのポイントでしょう。

全体的な印象を先に言うと、「予想以上に上手かった」の一言ですね。
声優志望のメンバーも多いですし、何よりもあの大人数の中からセレクトされただけあって、どの子も技術ないしは声に個性がある子が揃っていました。

中でも、主役周りを演じた、岩田華怜・佐藤亜美菜・仲谷明香。
コミカルな演技が光る、三田麻央。
シリアスな演技を要求された、石田晴香。
…といった辺りは、プロの声優と遜色ない出来栄えで、即戦力としてすぐにでもプロで通用するんじゃないかと思います。

ただ、そういった演技力とは別に残念というか不思議だったのが、エンディングのクレジット。
主役であるはずの岩田華怜の名前が、何故か下段にあるんですよね。
変なパワーバランスが働いているようで、なんだか気持ち悪かったです。
「主役の声優が気になる!」と思っても、これじゃ間違えてしまう人もいると思うので、第2期以降は主役らしい扱いをしてあげて下さい。


さて、ここまでは、かなりAKBファンの目線で語ってしまいましたが、一方で非AKBファンの目線から見た場合、この作品は一体どう映るのでしょうか?

世界観や設定は作り込まれているし、キャラクターも美少女揃いで可愛らしい。
ただ、物語にちょっと問題があるかな~と私は思います。

本作はAKB側についての描写は多いのですが、敵役であるDES軍についての描写がほとんどないんですよね。
「芸能を禁止する」と言っても、何故に芸能を禁止しなければいけないのかが分からないし、DES軍にどんな人達がいて、どんな考えを持っているのかがまったく見えてこない。

つまり、AKB対DESという構造がかなりボヤけた作りになっているので、物語全体の針路があやふやになってしまっているんですよ。
だから、AKBとDESとの戦いから何かを見出すとか、どっちが正しいのか考えたりとか、そういった楽しみ方をするのは難しいかなと。
AKBの活動成果を一瞬の現実逃避で終わらすのではなく、もう1歩踏み込んだところまで描いて欲しかったですね。
なので、1つのSFアニメ作品として見た場合は、かなり凡庸な作品と言わざるを得ないでしょう。

アイドルアニメとして見れば、また違うのかもしれませんが、やっぱりAKBファンである方が楽しめる作品である事に違いはありません。

例えば楽曲にしても、第4話でながれる『初日』や、凪沙が歌う事になる『渚のCHERRY』など、歌詞の意味や楽曲の背景を知っていると知っていないでは、大分違うと思うんですよね。
メタ的な事で言えば、まゆゆ役を田村ゆかりが演じて、渡辺麻友本人と共演する面白さも、ファンじゃないと分からないだろうし。

「AKBファンじゃないと楽しめない」とまでは言いませんが、AKBファンである事でプラス補正されるアニメである事は確かでしょう。


さてさて、感想は以上です。

来年には第2期が放送されるようですが、個人的には今回の1クールで完結して欲しかったですね。

別に今回の『0048』がつまらないとか、そういう事ではなくて、もっと他の監督とのコラボレーションを見たかったな~という気もしますし、声優も他の子にチャンスをあげても良いんじゃないかなと。

それに何より、来年というのは時間が空き過ぎですよ。
移り変わりの激しいアイドルの世界では、何が起こるか分かりませんから。
来年もAKBに人気がある保障なんてないし、声優陣に卒業生が出る可能性だってあるわけです。

現に前田敦子に関しては、もうすぐ卒業するというのに、「14代目前田敦子」なんて謳っていて、大丈夫なんですかね?

第2期も出来れば見たいとは思っていますが、それまで第1期の事を覚えているかどうか…。
まぁ、いろいろと不安の大きい第2期になりそうです。

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AKBも好きですが、SKEの方が好きです。

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