【アニメ】冬の新作レビュー

冬の新作アニメレビューです。

夏目友人帳 肆

第3期の終了から約3ヶ月ぶりの第4期。
特にブランクもなく、素直に「また夏目が始まった~」という感じですね。
第1話から的場が登場するなど、今回はシリアスな方向に向かうのでしょうか?
“大いなるマンネリ作品”ではあると思いますが、新要素の有無にも注目したいです。

新テニスの王子様

第1期(前回のTVアニメ)の終了から約7年ぶりの第2期(?)。
「新」と銘打っているものの、実質的には「続」という文字の方が合っている印象。
原作の連載開始から、既に10年以上経過しているにも関わらず、未だに当時のキャラを引っ張り続けられる、このコンテンツ力は脅威と言っていいでしょう。
エンタメ重視のファンタジーなテニス観は、相変わらず面白いし、ちょっと変わったボーカルが聴けるOPも、一聴の価値あり。

キルミーベイベー

学園コメディアニメ。
4コマ漫画のきらら原作らしく、テンポ良くショートギャグが展開されるものの、物語性が皆無で、30分のアニメ作品として見ると厳しい。
『ひだまり』や『けいおん』は、エピソード毎に大きな流れがあって、その中に自然とギャグを織り交ぜているので、多少ギャグがつまらなくても物語や世界観で引っ張っていけるのだが、本作は細切れのギャグが続くだけなので、ギャグの良し悪しが作品の中心になってしまっている。(しかも、肝心のギャグもお世辞にも面白いとは言えないレベル。)
また、演出や映像といった部分で、“アニメならでは”の特徴も少なく、4コマ漫画に色と動きと音を付けただけの作品という印象で、厳しい言い方になりますが、これならニコ動辺りでやっている15分のFlashアニメで十分かなと。

アマガミSS+

第1期の終了から約1年ぶりの第2期。
当時からして、少し古い印象があった恋愛ゲームが原作でしたし、前作で一通りの大団円を迎えたので、第2期が作られる事はないだろうと思っていたのですが、まさかまさかの続編登場ですよ。
よっぽど前作のDVDが売れたんでしょうかね?
作品の内容自体は、前作の後日談という事で、ゲームでは描かれていない部分だと思うし、ファンなら嬉しいんじゃないかなと思います。

戦姫絶唱シンフォギア

美少女バトルアニメ。
「戦争」×「歌」という事で、これに「ロボット」が加われば、“マクロス大三元”の完成だったわけですが、それを差し引いても、「戦争」と「歌」の組み合わせには、もう辟易するというのが正直なところ。
マクロスでは、歌をコミュニケーションツールとして描いていましたが、本作では、歌を“戦闘の道具”として描いていて、音楽の価値を貶めているという点においても、如何なものかな~と思います。
構成や演出も良くなくて、Aパートは詰め込み過ぎだし、Bパートは逆に描写不足という感じで、作りが「雑」というよりは「下手糞」な印象を受けました。

エリアの騎士

王道サッカーアニメ。
マガジン読者なんで、原作の事は知っているのですが、正直、アニメ化する程の作品なのかな~?と。
土曜の朝6時という放送時間といい、「一体、誰が見るの?」という疑問が残る、いまいちターゲットが解らない作品ですね。
サッカーファン的には応援したいんですが、『ジャイキリ』ですら苦労を伺えたサッカーの描写が、そう簡単にクリア出来るわけもなく、既に練習シーンの作画ですら、悲壮感が漂っています…。(そういう意味では作画崩壊マニアの方にはオススメ出来るかもしれません。)

偽物語

第1期の終了から約2年ぶりの第2期。
前作『化物語』に引き続き、独特の台詞回しには、やはり惹かれるものを感じました。
個性的なキャラクター達も、相変わらず面白い。
本作は後日談という事らしいので、ラブコメ要素が強くなったりするのでしょうか?

モーレツ宇宙海賊

SFバトルアニメ。
ふざけたタイトルから受ける印象とは反して、操舵技術への言及や細かいガジェットへの拘りなど、世界観や設定が意外と緻密に作り込まれているのが印象的。
それでいて、ユーモアの要素もきちんとあるので、SFにありがちな重たさを感じさせないのも良いですね。
「女子高生が海賊船の船長になる」という物語も、キャッチーで興味深いものがあります。

BRAVE10

戦国バトルアニメ。
「イケメンキャラ大集合!」という感じのアニメで、何となく『最遊記』を思い出しました。
この手のイケメンアニメが好きな人には良いと思います。
ただ、私にはどのキャラクターも同じに見えるし、物語もベタ過ぎて、あまり惹かれるものを感じませんでした。

輪廻のラグランジェ

美少女ロボットアニメ。
舞台となる鴨川の透明感のある、爽やかな世界観が印象的。
戦いを描く上で、どうしても暗くなりがちなロボットアニメというジャンルに対して、まったく逆の世界観を持ち込んだところが、本作の発明かなと思います。
主人公のキャラクターも好感が持てますし、今後どの様な化学反応を見せてくれるのか楽しみですね。

ゼロの使い魔F

第3期の終了から約3年ぶりの第4期。
結構なブランクがあったので、もう第4期は作られないものだと思っていましたが、何とか第4期放送に至って、一安心。
最近のラノベ原作アニメは、1クールで使い捨てられるのが普通になっており、そういう意味では、全4シーズンも制作された上に、きちんと完結される本作は、本当に幸せな作品だな~と思いますね。
制作陣も特に変わりありませんし、きちんと最後まで見守っていきたいです。

アクエリオンEVOL

ロボットバトルアニメ。
『アクエリオン』の第2期というよりは、新シリーズといった感じで、前作を知らない(忘れた)人でも楽しめる作品。
濃厚な世界観はそのままに、今回は学園モノの要素が強くなっているので、前作より見易いかもしれません。
主人公も、肉食系なキャラから草食系なキャラになっており、個人的には、こっちの方が感情移入し易いです。

男子高校生の日常

日常系コメディアニメ。
男子高校生の日常を描いた作品と言えば、前クールに『君と僕。』がありましたが、それとは180度違う、煩悩とリビドーに溢れた、“正しい”男子高校生が主役で、私はコイツら嫌いじゃないです。(笑)
漫才の如く、ボケとツッコミをリズムカルに繰り出し、笑いを増幅させる演出は、流石、高松信司監督といったところ。
『銀魂』が好きな方なら、きっとハマると思いますよ。

パパのいうことを聞きなさい!

同居型ラブコメアニメ。
タイトルからは「育児コメディ?」を予想していたのですが、実際は中学生や小学生も登場し、育児というよりは恋愛要素のあるラブコメに近い印象。
本筋に至るまでが、ちょっと長かったので、もう少しテンポアップしていくと良いかな。
どうやら、もう一波乱ありそうなので、それを見てから判断したい。

あの夏で待ってる

学園恋愛アニメ。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが関わっているだけあって、世界観やキャラクターは同作と似ている。
あれにファンタジーやギャグの要素を入れて、よりアニメらしくしたのが本作かなと。
あまりシリアスな部分を求めると裏切られるかもしれないので、気楽に見るのが良いかもしれません。

ハイスクールD×D

学園ファンタジーラブコメ。
「主人公がヒロイン(悪魔)に命を助けられて生き返る」という、どこかで聞いた様な設定にうんざり。
序盤から意味のない脱衣シーンがあった時点で、嫌な予感はしていたんですけどね…。
特に人気があるジャンルでもないのに、どうしてこう類似作品が生まれるのか…、Aパート終了時点で見るのが嫌になったのは、初めてかもしれません。

Another

学園ホラーミステリー。
シリアスな物語と、P.A.WORKによるリッチな作画が相まって、かなり本格的なミステリー作品だな~と思いました。
まだ第一話ですが、既に不穏な空気に満ちていて、今後の展開に期待が持てます。
サブリミナル的に差し込まれる、人形の映像とか不気味で嫌だったな~。

テルマエ・ロマエ

お風呂コメディアニメ。
原作の評判は聞いていたので、今回のアニメ化は結構楽しみにしてたんですが、まさかFlashアニメで作られるとは…。
アニメ的なキャラクターが動く面白さはないし、構図や作画を使い回すのも、私にはFlashである事を免罪符にした“手抜き”としか思えないんですよね。
肝心の内容の方も、思っていたよりもストーリー性がなくて、「お風呂」という着眼点以外は、あまり惹かれるものを感じませんでした。

妖狐×僕SS

執事系ファンタジーラブコメ。
ファンタジー要素のある執事(シークレットサービス)アニメという事で、『黒執事』のフォロワー的な作品といった印象。
あ~いう世界観が好きな人には当然オススメですし、ツンデレ美少女が主役なので、男性層にも訴求出来るかなと。
そういう意味では、『黒執事』とどう差別化していくかが見ものです。





今期は計19本の新作アニメを視聴しました。(再放送系番組は除く)
ちなみに、去年の冬アニメが計15本だったので、例年に比べると微増といったところでしょうか。

今期のアニメの特徴としては、原作の内容が云々というより、アニメの作り手側の問題を強く感じました。
具体例を挙げると、『キルミーベイベー』と『戦姫絶唱シンフォギア』なんですが、30分のアニメ作品としての見せ方がすごく下手なんですよね。
「深夜アニメをちゃんと見て、研究してる?」と思わず問いただしたくなったのは、長らくアニメを見てきて今回が初めてです。(私の見方が変わった部分もあるでしょうが。)

気になったんで、ちょっと調べてみたんですが、両作品共に監督経験の浅い方が監督をなさっている様子。
特にシンフォギアに関しては、シリーズ構成・脚本をゲームクリエーターの方が担当しているらしく、あの無理矢理な構成もそれで納得がいきました。

この辺の新人監督をどう育成していくかっていう問題も、今後のアニメ界の課題になっていくかもしれませんね。


さてさて、それでは最後に視聴スケジュールの発表です。

月・「銀魂」「未来日記」「夏目友人帳 肆」「男子高校生の日常」
火・「ちはやふる」「あの夏で待ってる」
水・「新テニスの王子様」「Another」「おねがい☆ティーチャー(再)」
木・「NARUTO-ナルト-疾風伝」「へうげもの」「テルマエ・ロマエ」「アマガミSS+」
金・「ペルソナ4(persona4 the ANIMATION)」「妖狐×僕SS」
土・「エリアの騎士」「FAIRY TAIL」「偽物語」「ひだまりスケッチ(再)」「モーレツ宇宙海賊」
日・「トリコ」「HUNTER×HUNTER」「輪廻のラグランジェ」「ゼロの使い魔F」「アクエリオンEVOL」

計25本!
秋時期と比べると、-1本となりました。

あれー?意外と多いな。(汗)
新年を迎えたという事で、惰性で見てた作品を何本かリストラしたし、新規も結構絞ったつもりだったんですけどね~。

U局系が結構頑張ったのが大きかったのかもしれません。
おかげで、長らく空白だった水曜日のスケジュールも埋まりましたし。

どうりで、HDDの容量が増えないわけだ…。
まぁ、面白いアニメが多いのは素直に喜ぶべき事なんですけどね。

それでは、皆さんもより良いアニメライフをお過ごし下さい。

コメント

Secret

No title

また来ました(笑。
とってもとっても参考になりました!
ありがとうございます♪

No title

今回もコメントありがとうございます。

一部、ディスり過ぎた作品もありますが、全体的には平均点の高い作品が集まっているな~という印象ですね。
お互い、じっくりと冬アニメを楽しましょう。
プロフィール

隙間風

Author:隙間風
AKBも好きですが、SKEの方が好きです。

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