【映画】ローマの休日

昨日は時間があったので、録り貯めしていた『ローマの休日』を視聴しました。

丁度、“「ローマの休日」著作権 50年?70年? 激安DVD差し止め申請”っていうニュースが最近流れたりもしてて、見るなら今しかないなって感じでしたし。

そんでもって見終わった感想です。

まず、映画の魅力がたくさん盛り込まれてる作品だなと思いました。
ロマンスあり、コメディあり、アクションあり、感動あり、サスペンス…は流石に無いけど(笑)、まぁいろんな魅力に溢れています。
こういういろんな角度から見れる作品だから、長きに渡って愛され続けているんでしょうね。

「ラブロマンスはちょっと…」や、「古臭い恋愛モノでしょ?」という理由で敬遠しているなら、1度見た方がいいですよ。
そんなに単純で単調な作品では決してありませんから。

それと、『ローマ』というロケーションが素晴らしい。
アン王女がブラドリーにローマ市内を案内されるのと同時に、我々見る側もアン王女と一緒にローマ観光している気分を味わえます。
トレヴィの泉、スペイン広場、コロッセオ、真実の口…これらの美しい風景を見るだけでも価値があると思うし、ロケ地の魅力を伝えるというのも映画の醍醐味の1つだと思うんですよね。


あと、個人的に、「主役の2人がどのタイミングで恋に落ちるのかな?」という事に注目して見てました。(話の筋は大体知っていたしね)
特にブラドリーがいつアン王女を取材対象から女性へと見る目を変えるのか興味ありまして…。

アン王女は多分、真実の口のところだと思うんです。
吊り橋理論って言うか、あそこでアン王女は惚れたんじゃないかと。

ただ、ブラドリーの方が解らないんだよな~。
最後の方の船上パーティーでも彼は写真を隠し録りしていたって事は、最後まで取材対象に過ぎなかったと思うんだけど…。
というか、大分前から好きだったんだけど、情報部員との乱闘の中で本当の自分の気持ちに気付いたって事か。

そう考えると、真実の口が怪しい…。
彼にとっては、あそこが定番のデートコースだったんだと思うんです。
そこに連れていったって事は、惚れてるって事なんじゃないかと、私は推測するのです。
となると、アン王女のスクーターで暴走した時にこれまた吊り橋理論で好きになってしまったって事か…。

いやはや、中学生以下の下らない邪推してスミマセンね。(汗)


あと印象的だったのは、アン王女がブラドリーのアパートに来る時に階段を上り間違えるシーンと、情報部員との乱闘時に川に落ちた部員に浮き輪を投げ込むアン王女のシーン。
この2つは笑っちゃったな。
50年前の映画で笑うとは思わなかったけど、カメラマンのラドビッチもなかなかコミカルで面白かったです。


話をまとめましょう。
公開から50年経っている作品だと言うのに、私は面白く見れました。
ローマの街は美しいし、アン王女とブラドリーのデートも楽しい、そして、オードリー・ヘップバーンの魅力にも触れられる。
クラシカルなラブ&コメディとして、今後も愛され続ける名作ですね。



余談・アマゾンで噂の激安DVDを探そうかと思ったんだが、パラマウントの純正品しか無い…。(↓のやつが最安っぽい)
前述した激安DVD問題については、確かに安い方が多くの人の手に渡ると思うけど、今はレンタルDVDだってあるし、テレビ放送もあれば、オンラインで見る事だって出来る。
安価で見れる方法ならたくさんあるのに、わざわざ製品本体を安く売る必要があるのかどうかは疑問だ。
名作と呼ばれるモノを二束三文で投げ売る事がはたして良い事なのだろうか…。


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